ドラゴンクエストとの邂逅

ドラクエ1

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ドラゴンクエスト1を手にした日

きっかけは少年ジャンプ



時を遡ること約34年前。
少年であった僕はドラゴンクエスト1を初日に手に入れました。

きっかけは週刊少年ジャンプ
当時のジャンプの連載は、北斗の拳、聖闘士星矢、キン肉マン、キャプテン翼、シティーハンター、魁男塾、ドラゴンボール、きまぐれオレンジロード、ハイスクール!奇面組など、今思えば凄まじいラインナップででしたね。

でも、そこに異色の連載があったのはもう説明するまでもないですよね。

「ファミコン神拳」

北斗の拳をパロった、ファミコン神拳伝承者「ゆう帝」「ミヤ王」などがファミコンソフトを紹介するコーナーだったんですが、ゆう帝がドラクエの神、生みの親である堀井雄二氏であったことは有名な話。

ドラクエ1が発売される数ヶ月前に、袋とじで紹介されたドラクエ記事を読み、「なんて面白そうなゲームだろう!」と心躍らせたのがきっかけです。

ちなみにファミコンはその1年くらい前にお年玉で買いました。
同時購入ソフトはドンキーコング3(笑)
そんな少年だった僕にドラクエ1はそれまで見たことのない新しいゲームだったんです。

発売日に購入



今みたいにネット通販がない時代。ファミコンソフトといえば街の小さなおもちゃ屋で買うのが当たり前だった時代。
ドラクエ1は家の近所にできた小さいおもちゃ屋さんで予約して買った記憶があります。

当時はドラクエも今ほどの人気があったわけではないので行列ができるということはなかったけども、それでも店内は僕と同じような少年がチラホラいたなあ。

ドラクエ1の思い出



そうやって購入したドラクエ1ですが、とにかく最初の印象で心に残っているのは城を出た時に流れるフィールド曲
それまでアクションゲームなどしかプレイしてなかったので、ある意味どこに移動しても良い自由なシステムに戸惑っているところに、あの物悲しいフィールド曲。

自らが勇者となり一人きりで旅立つ不安とワクワク感
なんか今までのゲームと全然違う!そう思わせてくれる幕開けでした。

その後はもう夢中でプレイ。
低レベルで橋を渡って死んでしまい、王様に「しんでしまうとはなにごとだ」と怒られるとゴールドが半減することに恐れおののき、石橋を叩いて渡るようにレベルを上げてストーリーを進める。
今にも通じるプレイスタイルはこの頃に確立されたのでした(笑)

ドラクエ1の中で思い出に残ってるキーワードは、最初のほこらの暗さ、松明のありがたみ、ドラゴンへの畏怖、たどり着かないメルキド、あくまの騎士、ゆきのふ、ローラ姫との旅立ち。
いやあ、一つ一つのキーワードで一本記事書けるな(笑)

現実世界では、学校の友人たちも徐々にハマり出し、「一緒にファミコンしようぜー」のお誘いが「一緒にドラクエしようぜー」に変わったのも良い思い出。
中でも仲の良い友達とはレベル30まであげた最強の復活の呪文をみんなで共有し、いつでもエンディングを見れるようにしたし、その中の一人は家庭用ビデオで録画していつでも見返せるようにしてたのに驚きました(笑)

いやあ、懐かしい。

まとめ

1986年5月27日。タイムマシンがあれば戻ってみたい日のベスト5には入るかもしれません。
あれから34年が経過し、すべてのナンバリングを発売日に買うほどハマるとは思いませんでした。
34年前のドラゴンクエストとの邂逅。これがなければ僕の人生は少し色が違ったかもしれないなあ。
ドラクエ、やっぱり最高です。

ドラクエ1

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